弓張岩と直兵衛記念碑

弓張岩

室町時代、伊予の海賊が攻めてきて村が荒らされて困っておりました。

時の城主、土倉冬平はこの岩を弓に見立て弦を張って矢を放ち海賊を撃退したと伝わっています。

この故事に基づき、この岩は弓張岩と呼ばれるようになりました。

直兵衛記念碑

弓張岩の向い側に直兵衛記念碑が立っています。

直兵衛は江戸時代、大崎上島出身の船頭でした。

九州の殿様の御用米を大阪の蔵屋敷に運ぶ途中、飢饉で苦しむこの島の惨状を知り、御用米を下ろして島民を救いました。

しかし、自身は御用米流用の罪で処刑されてしまいました。この話は「直兵衛の首切り餅」という民話になって伝わっています。

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きのえ温泉 ホテル清風館

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